こんにちは、最近上尾市で平屋を建てて、家族3人で暮らし始めた30代の主婦です。
子どもが大きくなり、そろそろマイホームを…と考え始めたとき、私たち夫婦が真っ先に思い浮かべたのは「平屋」でした。
子どもが小さいうちは目が届きやすく、老後も安心して暮らせる平屋は、私たち家族にとって理想の住まいでした。
しかし、平屋の間取りは、2階建てとは異なる注意点も多く、理想の住まいを実現するためには、さまざまな工夫が必要だと感じました。
そこで今回は、私たち家族が実際に試して、「これはやってよかった!」と感じた、平屋の間取りを成功させるためのコツをご紹介します。
1. 家族のコミュニケーションを育む、開放的なLDK
平屋の間取りで最も重要なのは、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)の配置です。
我が家では、家族が自然と集まり、コミュニケーションを育むことができるよう、開放的なLDKを中心に間取りを考えました。
リビング
リビングは、家族みんながゆったりとくつろげるよう、広めのスペースを確保しました。
天井を高くし、大きな窓を設けることで、開放感あふれる明るい空間に。
子どもが走り回っても十分な広さがあるので、安心して遊ばせることができます。
ダイニング
ダイニングテーブルは、リビングとキッチンの間に配置しました。
これにより、料理をしながらでも、子どもたちの様子を見守ることができ、会話も弾みます。
また、食事の準備や片付けもスムーズになり、家事の時短にもつながっています。
キッチン
キッチンは、オープンキッチンを採用しました。
リビングやダイニングとの一体感が生まれ、家族との会話を楽しみながら料理ができます。
また、子どもたちが料理のお手伝いをしてくれる機会も増え、食育にも役立っています。
2. 子どもの成長に合わせた、フレキシブルな子ども部屋
子ども部屋は、子どもの成長に合わせて、間取りを変えられるように工夫しました。
子どもが小さいうちは、広々としたプレイルームとして使い、成長に合わせて個室に分けられるように、間仕切りを設置できる設計にしました。
プレイルーム
子どもが小さいうちは、広々としたプレイルームとして使用。
おもちゃや絵本などをたっぷり収納できる、壁面収納を設けました。
子どもたちが自由に遊べる、秘密基地のような空間になっています。
個室
子どもが成長したら、プレイルームを2つの個室に分けられるよう、間仕切りを設置。
個室には、それぞれクローゼットと勉強机を設置し、子どもたちが快適に過ごせる空間にしました。
3. 家族みんなが使いやすい、回遊動線
平屋は、すべての部屋がワンフロアでつながっているため、家事動線や生活動線を効率的にすることが重要です。
我が家では、家族みんながスムーズに移動できるよう、回遊動線を意識した間取りにしました。
水回り
キッチン、洗面室、浴室、トイレなどの水回りを一箇所にまとめました。
これにより、家事動線が短くなり、効率的に家事をこなすことができます。
収納
家族みんなが使いやすいよう、各部屋に収納スペースを設けました。
また、玄関にはシューズクローク、廊下にはファミリークローゼットを設け、収納力をアップ。
これにより、部屋が散らかりにくくなり、すっきりとした空間を保つことができます。
ウッドデッキ
リビングから続くウッドデッキを設けました。
洗濯物を干したり、子どもと遊んだり、ティータイムを楽しんだりと、多目的に活用できます。
ウッドデッキがあることで、リビングがより開放的な空間になりました。
4. プライベート空間と共有空間のバランス
家族3人で快適に暮らすためには、プライベート空間と共有空間のバランスも重要です。
我が家では、家族みんなが程よい距離感を保ちながら、快適に過ごせるよう、以下の点に配慮しました。
個室の配置
夫婦の寝室と子ども部屋は、リビングから少し離れた場所に配置しました。
これにより、プライベート空間を確保しつつ、家族の気配も感じられるようにしました。
書斎
夫婦それぞれの書斎を設けました。
仕事や趣味に集中できる、自分だけの空間があることで、ストレスなく過ごせるようになりました。
中庭
リビングとダイニングに面した中庭を設けました。
中庭は、家族の憩いの場であると同時に、プライベートな空間でもあります。
外からの視線を気にすることなく、子どもと遊んだり、バーベキューをしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
5. 将来を見据えた、バリアフリー設計
平屋は、老後も安心して暮らせる住まいですが、将来を見据えたバリアフリー設計も重要です。
我が家では、以下の点に配慮しました。
段差の解消
家全体の段差を極力なくし、車椅子でも移動しやすいようにしました。
広い廊下と出入り口
廊下や出入り口は、車椅子でも通れるように、広めのスペースを確保しました。
手すりの設置
将来、手すりが必要になった場合に備えて、壁の下地を補強しておきました。
まとめ
家族3人暮らしの平屋の間取りを成功させるためには、家族のライフスタイルや将来設計に合わせて、間取りを工夫することが重要です。
今回ご紹介した5つのコツを参考に、ぜひあなたも理想の平屋を実現してください。